私たちミルキーウェイが横浜三渓園に出会ったのは
平成17年の秋。
三渓園ウェディングのプロデュースを始めてから
13年目を迎えます。
当時はチャペルでの結婚式が主流でしたが
紋付袴に白無垢であげる純和風の結婚式を復活させたくて
日本家屋の会場視察に明け暮れておりました。
そんな毎日の中で出会った三渓園鶴翔閣。
初めてこの建物を見た時、
率直に「打ち震えるような」感覚になったことを
今でも覚えています。
茅葺き屋根の堂々とした外観、
玄関の引き戸を開けた時の圧倒的な梁と木の香り、
足裏から伝わる畳の感触と波打ちガラスから覗く
どこか懐かしい風景…
とりわけ一番奥の部屋である「客間棟」では
なぜか言葉に表せない神秘的な感覚に包まれ、
その部屋まで続く長い畳廊下を歩きながら
”雅楽器の笙が先導し、
新郎新婦がそれに続いて入場するスタイル”が
本当に、瞬間的に頭の中に浮かびました。
(後にこの部屋が明治の画家たちの
創作の場であったことを知り、この時に感じた、
言葉に表せない感覚の理由に納得させられました)
当時の三渓園鶴翔閣は文化財の貸出し施設ではあったものの、
お茶会としての利用が主で、
結婚式の利用はほとんどありませんでしたが
私たちは何としてもこの場所での「結婚式」を
形にする為の様々なガイドラインを申し入れ、
三渓園と話し合って積み重ねてきました。
その当時に決めた事柄は今でもそのまま使用されております。
三渓園の歴史が111年、その中のほんの一部ではありますが
13年という歳月を共に重ねてまいりました。
鶴翔閣が復原された平成12年と私たちの会社の設立が
同じ年であることにも感慨をおぼえます。
最初の視察の時に「打ち震えた」スタッフ達は
今も三渓園での結婚式に従事しています。
三渓園のことを、鶴翔閣のことを、原 三溪氏のことを
知るほどに惹かれ、
お客様の結婚式を通して共に歴史を重ね、共に歩みたい、
そう願っております。
「私たちと三渓園ウェディングの歩み」
—————————————————————
三渓園で結婚式 横浜の和装・和風結婚式
三渓園ウェディング http://j-ceremony.com/
—————————————————————