和の挙式で代表的なスタイル、といえば【神前式】

真っ白な白無垢で行う日本的な挙式として神前式は憧れますよね。

でも【神前式】って親族だけしか挙式に出席できない、

と思っているプレ花嫁さんも多いのではないでしょうか。

 

三渓園ウェディングブログをご覧のプレ花嫁さん、こんにちは。

横浜の和装結婚式三渓園ウェディングプランナー　中村です。

そもそも「神前式」とは？

そもそも、神前式ってどんな式なんでしょうか。

それは

神様（ご祭神様）に、

「私たちは神様の御前で夫婦になることを誓います。

どうぞお見守りください。。。」という気持ちを

宮司より神様にお伝え（＝ご奉告といいます）する式なのです。

余談ですが神前式で白無垢を着るのは

神様の御前で執り行う儀式なので

白い装束＝白無垢を着る＝の意味もあると言われています。

つまり、神前式も神事なわけですね。

「神前式は親族しか出席できない？」の何故？

実際に、神社やホテルの神殿では

神前式に出席できるのはご親族だけ、というところ、

結構まだあります。。

それは神前式が、両家の親族が結びつく【儀式】

という考えからきています。

神社などの場合にはスペースなどの問題もあると思います。

 

でもせっかくの純和風挙式、

やっぱりご友人たちにも見守っていただきたいですよね。

ミルキーウェイの三渓園ウェディングでは

ご友人にも神前式に見学していただけます。

 

友人も見学出来る「神前式」の式次第とは？

それではご友人も見学していただける三渓園の神前式の式次第をご紹介します。

（撮影NGのマナーもご紹介しています！）

 

入場；宮司、雅楽奏者に導かれて新郎新婦が入場します。参進といいます。

 

修祓（しゅうばつ）の儀；式を始めるにあたってお祓いをしてお清めをします。

 

降神（こうじん）の儀；ご祭神＝神様に式を行う場所にご降臨いただきます。

＊三渓園は神社ではないのでこの儀式がとても大切なんです。撮影NGです。

 

献撰（けんせん）の儀；神様をお迎えしましたからご神撰を

献上します。つまり神様をおもてなしするわけです。

 

祝詞（のりと）奏上；神様に二人が結婚することをご奉告します

 

誓盃（せいはい）の儀；三三九度のこと。

神様と同じお神酒をいただき、この儀式を持って夫婦の誓いとなります。

 

誓詞（せいし）奏上；新郎から神様に誓いの詞を読みます。

 

玉串（たまぐし）拝礼；神様とご自分たちを結ぶお榊（玉串）の枝に心を込めて拝礼し捧げます。

 

親族盃の儀；神様と同じお神酒をいただきこの儀式で親族の証となります。

 

撤饌（てっせん）の儀；ご神撰をお下げします。

 

昇神（しょうじん）の儀；神様に元の座にお鎮まりいただきます。

＊撮影NGです。

 

退場；宮司を先頭に退場します

いかがでしょうか。

三渓園で行う神前式は神事の儀式に則って

厳かに執り行わせていただいています。

 

神前式はご親族でもない限り出席する機会がないですから

めったに体験することのない儀式となります。

是非ご友人たちにもご出席いただいて特別な雰囲気を

共有していただければ嬉しいです。

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